労組関係議員にお願いしての国会見学
その名称は、それぞれありますが、労働組合では、「国会見学」を行うことがあります。
こちらは、UAゼンセンのサイトに、その様子が紹介されていたものです。
https://uazensen.jp/2023/05/15/82542/
組織内候補の国会議員が現職でいれば、その議員の事務所にお願いして、国会見学を行います。場合によっては、組織で推薦している議員さんの事務所にお願いすることもあります。
議員事務所経由だからといって、何か特別な行程が組まれるわけではありませんが、各種の調整をいただけるので、何かと助かります。
当日は、組合員の参加希望者が国会に赴いて、見学を行うことになります。
見学の様子
実際の見学では、午前中に国会に到着して、そこからいくつか行程があるイメージです。
多いのは、議員さんとの昼食を行程に組み込むものでしょうか。その場合は、昼食の前後に国会議事堂内の見学を行い、議事堂内の食堂か議員会館内の食堂で昼食。その後、委員会が開催されていれば、委員会の見学を行ったり、議員会館内の議員さんの執務室の見学を行ったりします。
その他に、議員会館内の会議室を利用して、議員さんから国政報告を頂くこともあります。その場で、懇話会や意見交換会の実施ということもあります。
締めは写真撮影
国会見学の締めは、何と言っても国会議事堂前での写真撮影でしょうか。
この記事を書いている日で検索を行っても、立憲民主党の村田議員が基幹労連愛知本部の国会見学に同行して、議事堂の前で撮った写真をアップしていました。
議事堂前に限らず、議員さんがいらっしゃったところで組合員と写真撮影ということも行われます。
こちらは、電力総連の国会見学の様子を、国民民主党の竹詰議員が投稿していました。
https://www.facebook.com/takezumehitoshi/posts/568175358809197?locale=ja_JP
労働組合による国会見学
国会見学自体は、何も労働組合が介在しなくとも出来る事柄ではありますが、何かのきっかけがないと、特に大人になってからはすることもないでしょうし、何より国会議員さんと直接やりとりが出来るのは貴重な機会です。
とりわけ国会の会期中ですと、本会議や委員会で議員さんが活躍している姿に接することも出来ます。
労働組合は、選挙で候補者を支援するだけではなく、国会見学のような機会を作る活動も行っているのです。