8月の実施では台風の影響も
夏には、多くの労働組合が定期大会を開催します。
実際のところは、6月あたりから開催するところが出て来て、8月に入ると佳境というのが現状でしょう。
定期大会では、年間の活動方針や新役員を決めます。新役員を決めない場合、つまり、改選がない年の開催は「年次大会」として、改選がある年は「定期大会」と分けているところもあります。
上部団体の場合、その規模も大きくなりますので、広い会場を貸し切っての開催ということも少なくありません。
そんな中で、夏場の開催のため、台風の影響を受けることもあります。
今年は、自治労の定期大会が8月29日・30日に千葉ポートアリーナで開催予定でしたが、台風の影響を考慮して、オンラインと現地の併用での開催に切り替えられました。
https://www.jichiro.gr.jp/all/98th-day1/
9月に入っても、定期大会の開催を予定している労働組合がありますので、開催担当者は天気予報を毎日気が気ではなく見つめることになります。
リアルに集まることの意義
以前、このダイアリーで労働組合の定期大会について書きました。
https://roudou-diary.com/2019/05/26/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88%E3%81%AE%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%81%A8%E3%81%AF/
各所の労働組合の定期大会実施報告を目にする機会があるのですが、どこも参加者を募るのに苦戦しているようです。
いわゆる動員をかけて、各職場から何名ずつ出してもらうみたいこともしているのですが、それでもなかなか大変です。
コロナ後は、特にリアルの場で集まることへの負担感が増しているように思いますが、こういう機会でないと、一堂に会して交流するということも、特に職場ではなかなかありません。いま一度、リアルの場で集まって、組合活動について理解を深める場に、定期大会をしていきたいものですね。義務感から参加するという状況は打破したいところです。
なかには、遠方に出かける機会になるので、定期大会を楽しみにしているという組合員もいるのは事実ですが。まぁ、そういう参加のあり方もあって良いとは思いますけどね。もちろん、ただの旅行にはなることだけは避けたいところ。