労働組合

7月は労働安全月間

厚労省の「全国安全週間」

 関係者以外には、「それ、何のことですか」となると思いますが、本日7月31日に労働安全強化月間が終わったという投稿を、日産労連のインスタが行っていました。
https://www.instagram.com/reel/C-EZflJvuIz/?utm_source=ig_web_copy_link

 この労働安全強化月間は、厚生労働省・中央労働災害防止協会の実施する「全国安全週間」にあわせて、日産労連が実施しているものです。

 2024年の「全国安全週間」は、7月1日から7日まで実施されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39684.html

 「各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を実施します。」とあるとおりで、それぞれの職場で、関連する取り組みが行われていたのではないかと思います。

それぞれの「労働安全月間」

金属産業関連の労組から構成される基幹労連は、2月と7月に「安全衛生対策強化月間」を実施しています。
https://www.kikan-roren.or.jp/roudou-anzen/#:~:text=%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88%E3%81%8C%E6%8B%85%E3%81%86%E3%81%B9%E3%81%8D,%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%99%BA%E4%BF%A1%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 自治労の場合には、7月を「労働安全月間」としています。
https://www.jichiro.gr.jp/wrk/11355/

 他にも同様の安全月間を設けたり、あるいは、全国安全週間にあわせた取り組みを行っている労働組合もあるかとは思います。

かけ声で終わらない労働安全月間に

この種の週間や月間を設けて、何かを推進するということは、様々な分野で行われていることと思いますが、ともすると、「内輪」の取り組みになってしまいがちです。
 冒頭に、「関係者以外には、「それ、何のことですか」となると思いますが」と書きましたが、おそらく、労働組合の関係者や会社の総務部門あたりにお勤めの人以外には、労働安全週間や労働安全月間と言われても、馴染みのないものだと思います。

 関係する人は、何らかの取り組みにあたっているのだと思いますが、それを多くの人に知ってもらわないと、結局のところ、かけ声だけ大きな取り組みとなりかねません。
 まずは、知ってもらうこと。そして、かけ声だけではなく、実態が伴う活動を展開していくこと。この一か月間、特に関係された労働組合の皆さんは、巡視などに駆り出されたりして大変だったのではないかと思いますが、さらに一歩進んだ取り組みにつながっていくことを願ってやみません。